今の通勤経路に新宿駅があって、新宿での乗り換えはないんだけど下車して改札内で本屋さんや成城石井に寄ることができるということに最近気がついた(今の場所もう3年目だけど)
最小の移動で済む改札内ショッピングの発見に感動
新宿駅構内の本屋さんはスペースこそ小さいけど置いてある本はかなり選りすぐられてる気がする。"おいしいご飯が食べられますように"も置いてあった〜
文庫だと思ってたら大きいサイズの本でした(新しい本だもんね)。
家に持って帰り、その日の夜8時頃から夜中までで一気読みでした〜
感想
面白かった笑
何をもって面白いと思うのか、を改めて考えたわ。
感動とかしないのよ。帯には心のざわつきが止まらないって書いてあったけどたしかにそんな感じ。コンビニ人間もザワザワする感じだったけどもっとザワザワというか、最後「うわ…ぁ〜……??」っていう
なんかもう救えない感じ…?救いようのない人間関係の恐ろしさというかね
あっ、それが芥川的文学なのかな
仕事が苦手すぎて早退しがちだけどお礼に手の込んだ手作りケーキ等を差し入れする人が会社にいて、その周りにいる同僚や上司、非正規雇用の人々の感情や動きがあれこれ描かれてる
自分がこの世界にいたらどう過ごしてただろう?自分に近いと思う人物はいなかったけど、でも確実にこういうコミュニティはあると思った。
この子はこうして正解だよなとか、こいつはなんでこんな考え方してるんだろとか読んでる時や読んだ後に自分の中で意見やらモヤモヤなどがブワーっと絶え間なく湧き上がってくる本が、私としては面白い本だった!!となるのかもしれない。
もっとちゃんと読書感想文的にまとめておきたいなぁ〜ってぼんやり考えていたら、大学時代の友人から15年ぶりくらいで連絡あって、雑談の中で読書会というのに誘われた。本の話とか一切話してないのに笑